出産翌日は、怒涛の一日でした。それは想像もしていなかった、辛く、悲しく、不安でいっぱいの一日…。
こんにちは、食いしん坊主婦・あゆ~ばです!
前回の記事アップからまただいぶ時が経ってしまいました(*_*;年内に書ききれるだろうか…💧
今日は前回の続きで、マザーズ高田産医院での産後入院のお話なのですが…うちはちょっと通常ではない事態に。
産まれた翌日に、赤ちゃんだけが横浜労災病院へと転院することになってしまいました。
出産直後の記事はこちらをご覧ください↓
・【産後入院1】マザーズ高田産医院の相部屋の感想 意外と快適に過ごせたよ!
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Contents
のんびりした相部屋の朝
興奮してなかなか寝付けなかったのに加え、お尻(実際はたぶん股)が痛くて簡単に寝返りも出来ず、熟睡出来ないまま朝を迎えました。起きたのは6時半頃だったかな。寝不足とはいえ、初日の朝は本当にのんびり過ごさせてもらいました。その様子や朝ごはんをご紹介。
トイレに行くたびドキドキする
朝起きるとまずトイレに行き、ドキドキの悪露確認。夜中にも尿意を3回感じたからトイレに行って見てはいるんですけどね~やっぱりちょっとドキドキするよね。そして、当たり前だけどめっちゃ出とった(*_*;出産直後は、助産師さんがパンツを履かせてくれたので分からなかったのですが、Lサイズの産褥パッドを2枚使っていました。1枚は普通に、もう1枚はお尻のほうにずらして装着されてました。
縫ったところがどうにかなってしまうんじゃないかと、おしっこするのも怖かった(~O~;)
トイレから戻ったら洗顔と歯磨き。そして旦那におはようメールをするついでに、一緒にお祝い膳を食べるのは2日後で良いか確認。その後もベッドに横になったままスマホをいじり、ゆうべ撮ったムスコの写真を眺めてはニマニマ♡早く会いたいなぁ♡今どうしてるかなぁ?ねんねしてるか泣いてるか?授乳とかオムツ交換とか、いつからやるんだろう?あ~早く会いたい♡
マザーズ高田の初めての朝ごはん
一人ベッドでニマニマしていると、ドアをノックする音が。「失礼します、おはようございまーす!」と、調理師さん?栄養士さん?が朝ごはんを持ってきてくれました♪気がつきゃもうすぐ8時だった。
マザーズのご飯、いわゆる病院食とは違って美味しかったです~(๑´ڡ`๑)
パンもわざわざ2種類あって驚きでした(@@)
このクラムチャウダー、具だくさんで美味しかったなぁ(๑´ڡ`๑)通常のクラムチャウダーと比べてサラッとしてた。脂肪分・油分は控えめに作られてるんでしょうね✨家に帰ったら私もコレ作ろうと思って一度も作ってないな(笑)お野菜いっぱい摂れるし、体あったまるし、水分も摂れるし、お腹も満たされるし、ほんとオススメです☆
毎食、お茶と汁物が出るのですが、朝は更にジュース的なものまで出るので、それだけでもけっこうお腹ふくれます。残せば良いじゃん、と思われるかもしれませんが、おっぱいを出すために1日2リットルは水分を摂るように言われていたので、頑張って全部飲んでいました。
薄味っていうけど、私は全然薄味だとは思いませんでした。でもそれは、この時の私の舌(脳)がそういう感覚になっていたからかもしれない。つわりのときも、今まで普通に食べていたものがものすごくしょっぱく感じたりしてたから、舌が繊細になっていたのかも。旦那が宿泊したときに、私の晩ごはんを少し食べたら「味がない」って言ってたし💧あの人は濃い口だからあまり当てにはならないけど💧
食後の抗生剤を飲んだら、お膳は自分で片しに行きます。廊下に下げ台(ワゴン)が用意されているのでそこに置きます。
部屋に戻るとまたベッドにゴロリ。産後はこんな感じで良いんだろうけど、「産後直後からずっと母子同室」という気でいたからか、こんなにのんびりしていて良いのかって感じでした(笑)途中、縫ったところの様子確認と悪露確認をしに助産師さんが来たのと、ゴミ回収とタオルの補充をしにスタッフの方が入ってきたくらいで、けっきょく10時過ぎまでくつろいで過ごしていました☆
相部屋生活2日目が確定
9時過ぎ頃、お隣のベッドの方が「10時頃に個室に移動になりますので、荷物まとめといてください。」と助産師さんに言われていました。その後、助産師は私のほうにも来たのですが「先生からちょっとお話があるので、いつもの診察室にあとで一緒に行きましょう。」と言われただけ…。この時点で、私の相部屋生活2日目が確定しました。
早くムスコと旦那と3人で過ごしたいのになぁ。
私は退院後、自分の実家に2~3週間お世話になる予定だったので、旦那さんには入院中に赤ちゃんとの生活の感じを知っておいてほしかったんです。体験ゼロでいきなり赤ちゃんとの生活が始まったら戸惑うだろうし、その様子に私はイラついちゃうかもしれないと思ったから^^;
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赤ちゃんが呼吸障害?
10:20くらいに、診察室に行きましょうと助産師さんが呼びに来ました。「先生から話がある」という一言で、とっさに赤ちゃんに何か問題が起きているのかな…と思いました。
診察室に行くと、先生の口から、赤ちゃんが上手に呼吸が出来ていないことを告げられました。
予感的中…。
先生はいつもの優しい口調で、ものすごく言葉を選びながら説明してくれているのが分かりました。
先生の説明をまとめるとこんな感じです。
夜中も朝も、何度か呼吸するのをやめてしまっていた。外の世界に出たからもう自分で呼吸しないといけないんだけど、たぶん赤ちゃんは、まだお母さんのお腹のなかにいるときの感覚でいるんだと思う。炎症反応の数値も高かったから、設備の整ってる労災病院のNICU(新生児集中治療室)で24時間しっかり見てもらえたほうが安心だと思うんだ。赤ちゃんだけ転院だから、お母さんとは離れ離れになっちゃうんだけど……寂しいとは思うけど、ちゃんと調べてもらったほうが安心出来ると思うのでね。お母さんはまだ安静にしていないといけないから、これからご主人にここに来てもらって、赤ちゃんに付き添って救急車で労災病院まで行ってもらえそうかな?
1時間くらい前に「先生から話がある」と聞いて予想していたからか、泣き崩れたりはしませんでした。でも心の中は動揺しまくっていました。
なんでこんなことに…
炎症反応って何?
呼吸がうまく出来ないだけじゃないの?
NICUって…
大きな病気だったらどうしよう…。
いろんな疑問と感情が頭の中を駆け巡っていました。でも私の悪い癖で、冷静なふりをしていました。本当は、すごく不安で悲しくて、ものすごく恐かった…。
救急車で赤ちゃんだけ転院
部屋に戻ると、相部屋のお隣さんは個室に移動された後でした。こんな状態だし、誰の気配も感じずにいられるのは有り難いと思ったのですが、あとで別の方が入られますと言われてまた少し気落ちしました。
旦那にすぐさま電話をして伝えると、電話越しにも旦那の動揺を感じました。先生が、お昼前には救急車に乗れると良いかなと言っていたので、旦那は急いで来てくれました。昨日の今日で旦那も疲れているだろうに…このときの私にとって、旦那の存在は本当に大きかったです。
旦那が到着すると、ムスコも相部屋前の廊下に降りてきました。マザーズのベビー服は脱がされ、タオルで包まれただけの状態になっていて、救急車に乗るための箱に入れられていました。その光景はとても重々しい感じで、さすがにこみ上げてくるものがありました。でも無意識で、またグッと我慢していました。
ただうちのムスコは、呼吸がうまく出来ないことがたまにあるだけで、至って元気でした✨
しばしの別れとなるムスコと一緒に写真を撮り「ちゃんと自分で呼吸するんだよ~」「しばらくの間離れちゃうけど、大丈夫だからね~」などと話しかけていると、先生がまた改めて説明をしてくれました。
まだお母さんのお腹の中にいる感覚でいるだけ。たぶん、それだけだと思うんです。赤ちゃんはご覧の通り元気ですから!ただ万が一に備えて労災病院でしっかり調べてもらったほうが、どちらにしても安心出来ると思うので。
お医者さんって「たぶん」とか言っちゃいけないのかもしれないけど、調べることが出来ていないんだから、先生にも確かなことは分からなかったわけで、でもあのときの私たち夫婦にとって、先生の「たぶん」の話は、とても心を落ち着かせてくれる有り難いものでした。先生は、産後まもない私の心をあまり荒立たせないように、そして、長年の経験上でのことを話してくれたんだと思います。
しばらくすると救急車が到着。
旦那と一人の助産師さんに付き添われ、ムスコは労災病院へと転院していきました。
まとめ
まだ産後入院2日目の午前中しか書いてない(笑)このまま2日目の夜まで書き続けようとも思ったのですが、この記事どんだけ長くなるんだ💦というわけで分けることにしました(^^ゞ
無事に出産し、幸せいっぱいの一夜を過ごして一気に地獄に落とされた感じでした。
呼吸が上手に出来なくて一番辛いのは赤ちゃんだと分かってはいても、私はその赤ちゃんと離れたくないという気持ちが溢れていました。そして不安でいっぱい。命の危険はないのかな…とか、この子の一生に関わるような大きな病気だったらどうしよう…とか、とにかく悪いことばっかり考えていました。大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせてもすぐにネガティブ思考に。
続きの記事はこちら↓
・【産後入院3】出産直後に言って良いこと悪いこと 面会はすぐに来ないで!
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